第2回 準備計画 段取り八部って何?

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検定合格塾では第1回の講義で、最初に過去問を実際の時間でやってもらいました。

といっても1次試験の筆記(リーディングテスト、ライティングテスト、リスニングテスト)です。

その後、各問の解説をしながら答え合わせを各自でしてもらいますが、この目的は得点ではありません。

実際の出題内容と形式を頭に入れてもらうためです。

試験準備計画

2次試験は面接試験でスピーキングテストです。

この準備は1次試験が終わるまでしません。

理由は2つ。

1次試験から2次試験まで約1か月あるので準備期間は十分にあります。

2次試験は1次試験を合格しなければ受験資格がありませんから、現時点でやるべきことは1次試験突破の準備です!

そして、面白いことに検定合格塾の1次試験対策は2次試験対策にもなっています。

そこは後日説明します。

1次試験対策優先順位

1次試験はリーディングテスト、ライティングテスト、リスニングテストの3技能試験で構成されています。

問題数はリーディングテストが30問、ライティングテストが1問、リスニングテストが30問です。

しかし採点(満点)はリーディングテスト、ライティングテスト、リスニングテストとも全て同じで550点です。

リスニングテストの30問の合計がライティングテストの1問と同じ点数なのです。

ちなみに3級の1次試験の合格点は1103点以上となります。

過去の先輩たちの得点分布や結果から、優先順位はハッキリしています。

合格している生徒さんはリスニングテストの点数が高い。

不合格の生徒さんはリスニングテストの点数が低い。

2017年度からは以下のようになると予想されます(2級や準1級の状況から間違いないと推定しています)。

合格している生徒さんはリスニングテストとライティングテストの点数が高い。

不合格の生徒さんはリスニングテストとライティングテストの点数が低い。

つまり、最優先はリスニングテストの対策なのです。

その次にライティングテスト。

リーディングテストはどうでもいいとまでは言いませんが、優先順位は低いです。

最悪なのは、リーディングテストで知らない英単語が多いと気になって英単語の暗記に走ることです。

時間がもったいないので、英単語の暗記は絶対にやめましょう

合格のために本当に必要なのは…

優先順位がわかったところで、後はキチンと準備すれば合格間違いありません。

といいますか、この時点ですでに8割は合格したようなものです。

あとの2割を試験当日までに準備するイメージです。

英検® 3級に合格するためには何をしたらよいかを明確にして、着実に身に付けるだけです。

これがわかっていないと無駄な努力をした挙句、結果も報われないことになるのです。

段取り八部って、このことなのです。

中学生にとっての合格のカギ

検定合格塾の経験から、実際合格するのに1番重要なのは時間なのです。

中学生には日々の宿題と部活、学校の定期試験、実力試験ですでに時間がありません。

家に帰れば塾とスマホでLINEとゲーム。時間があればテレビに雑誌。

ここに食事や入浴などで英検の準備をする時間が無いのです。

「時間は作るようにしなければいけないよ」と口で言うのは楽ですが、それでは何の解決にもなりません。

そこで検定合格塾では勉強法に工夫をしています。

どんな工夫か、それについては次回に詳しく…

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