2018年度第3回 1次試験試験直前
検定合格塾の講習も終わり。あとは直前対策をしっかり繰り返しておきましょう!
それと毎年のことながら英検®第3回の試験はインフルエンザの流行の時期と重なります。
不要な外出(特に人が多いところ)は避け、手洗いうがいの励行を心がけましょう。
恒例の雑談
検定合格塾ではお約束になっているのですが、3級の生徒さんたちは初めての人がほとんどなので、簡単に紹介します。
試験の解答をする際に、どうしても分からなかったり迷ったりする問題ありますよね。
そんな時は、「どれをマーク(回答)しますか?」という話です。
雑談実況中継
「あなたはどこをマークする?」
「ところで、答えが全く分からなかったり、どっちか迷ったりしたら、あなたはどうする?」
「勘です。」
「テキトーです。」
「そうかもしれないけど、自分の中でこうするみたいな決め事とかない?」
「特に…考えたことも無いし…」
「じゃあさ、好きな数字とかある?」
「私は”5”かな。」
「僕は”7”だな。」
「そういう数字って、いろんな時に意識しなくても選んでしまうでしょ?」
「まぁ、そうですね。好きなんで普通そうするんじゃないです?」
「まぁ好きというのも癖みたいなもので、人間はどれかを選ぶ時には癖みたいに特定のものを選ぶという傾向があるんだ。」
「それで?」
「英検®3級の1次試験のようにほぼ4択の時には、無意識に特定の番号を選ぶ傾向がどうしてもある!」
「えー?マジっすか?」
「うーん、確かに(1)は選ばないかも。」
「あなたが出題者ならどうする?」
「ところで、あなたが問題を出題する人だったとするでしょ。そしたら選択肢の(1)、(2)、(3)、(4)のどこに正解を置く?」
「うーん、少なくとも(1)じゃないな。」
「ちゃんと(4)まで考える人が少ないかもしれないので(4)かな。」
「そうだね。私も(4)に置いてしまう癖があるんだ。ちゃんと(1)から(4)までみて考えて欲しいからね。」
「ふーん。」
「それと皆さんのいきなり(1)に正解は無いという期待を裏切って、あえて(1)に正解を置くことも。」
「ひどい!」
「どうしても人間がやると、正解を特定の番号に置いてしまう癖というか傾向が出てしまう。」
「それで…まさか英検®にそんなことないでしょ?」
「そこなんだ。ある時ちょっと気になることがあって1次試験の正解の番号の分布を調べてみたんだ。」
「で?」
「結論から先に言うと、偏りはなかった。」
「なんだ、ビックリした。正解が特定の番号になっているかと思った。」
「そうだね。でも私は逆にビックリもしたよ。」
「なんで?」
「だってマークシートの問題数が英検®3級の1次試験では60問もあるでしょ?リスニングの10問だけ3択だけど、それでも問題の選択肢の数は合計で230個もある!」
「はい、そうですね。」
「そんなに数があるのに、偏りがない…」
「あっ!」
「そうなんだよ。偏りがないんだ。つまりどの番号も平均的に出るように考えて正解を割り当てている…んじゃないかな。と、思う。」
「ほぇ~」
「まぁ人間がやると癖やバラツキが出るので、パソコンのアプリなどで自動的に正解の番号を振り分けているだろうと思うよ。ちなみにこれが前回の試験にあたる2018年度の第2回の英検®3級の1次試験の解答の分布なんだ。」
と、ここでエクセルのシートに分布集計した結果をプロジェクタで表示
「リーディングの問題は大きな問題が3つ。これは全部4択で15問、5問、10問に問題に分かれているよね。そして正解の割り当てが(1)が8個、(2)が7個、(3)が8個、(4)が7個。」
「リスニングの問題は第1部から第3部の3部構成で、それぞれ10問になってるよね。ただし第1部だけは選択肢も音声で読まれるので4択ではなくて3択だね。そして 正解の割り当てが(1)が8個、(2)が8個、(3)が8個、(4)が6個。(4)は3択があるから割り当て数が少ない。 」
「はぁ~、キチンと割り振られていますね。」
さらに調子に乗って2018年度の第1回や2017年度の試験の分布を調査した結果を表示し続ける…が、呆れられてきたのでやめる
「でも、結局正解の番号に偏りが無いんでしょ。それじゃ意味ないんじゃ…」
「そう、偏りがない。実はそこに意味があるんだ。」
「どういうことですか?」
「本当に何を選んでも良いような場合には、回答した番号を眺めてマークしてある番号の数が少ないものを選べば当たる!」
「呆れた。」
「さらに、アプリで正解番号を振り分けているなら、過去の正解例もデータとして加えているに違いない!つまり過去何回かの試験結果と照らし合わせても正解の番号の偏りが無いように番号を決めている。」
「何のことやら…」
「そして、番号を均等に振り分けた後に、わざと小さなゆらぎ(偏り)を加えると完璧。例えばそれぞれ正解が16個だとしたら、どれかの番号の正解数を17個にして、どれかの番号の正解数を15個にしてやる!どうだ!」
(念のため注釈)フィクションです
「こっちは忙しいのに先生は暇ね。」
「英検®の3級の1次試験は2017年度からライティング試験(英作文)が追加されたよね。それまでは4択問題があと5問あったんだ。」
「そこで2017年度第1回からの正解番号の分布までをデータとして集積して考慮した結果、今度行われる2018年度第3回の正解番号はこれだ!」
「先生、目つきがちょっとおかしくなってますよ。」
(念のため注釈)フィクションです
お願い
この記事は「雑談」ですからね。マジになって怒らないでくださいネ。
蛇足(後日削除します)
数字上の2018年度委第3回1次試験割り当て候補番号(ただの数字上の遊びですから引用厳禁です)
1 (15問/4択):3,3,3,4,1,4,1,2,4,1,1,1,3,2,1
2 (5問/4択): 4,1,4,4,3
3 (10問/4択): 3,2,4,2,4,4,1,4,2,2
第1部(10問3択):3,2,1,3,1,3,1,3,1,2
第2部(10問4択):4,2,4,3,3,4,3,1,1,4
第3部(10問4択):4,1,1,4,2,3,3,4,1,3